『1学期を終えて』
北海道の短い夏が始まり、園庭にはお日様のような子どもたちの笑顔が咲いています。キラキラとした眼差しや元気な笑い声が、まるで夏の日差しのように幼稚園を明るく照らしてくれます。
入園・進級式から始まった1学期。子どもたちは日々の生活や様々な行事を通して、大きな成長を遂げました。新しい環境に少しずつ慣れ、自分にできることがどんどん増えるたびに自信をつけ、お友だちや先生たちとの関わりの中で、優しさやたくましさも育まれてきたように感じます。運動会では、自分の役割を果たそうと頑張る姿、頑張るお友だちやお父さんお母さんを一生懸命に励まし応援する姿がとても印象的でした。隣の旭川実業高等学校の交換留学生との交流も、初めての経験でドキドキしてる様子はありましたが、積極的に手をつなぎにいったり、ハグしたり、普通に日本語で延々と話しかけたり(笑)と、生徒さんが「OMG~!!」と叫ぶくらい、幼稚園児の可愛らしさを振りまきながら交流を楽しんでくれました。夏恒例のお楽しみ活動である夕涼み会や川遊び、千代の山プールでの活動も、子どもたちは心からの楽しそうな表情を浮かべ楽しむ様子が見られていました。
これから迎える夏休み。ご家庭で過ごす時間においても、様々な経験を通して心も体もリフレッシュし、またひと回り成長した姿で2学期、元気に登園してきてくれることを楽しみにしています。なお、夏休み中の預かり保育でも楽しい活動をたくさん準備しています。夏ならではの遊びや発見をここでたっぷりと味わってもらえたらと思います。
また、この夏休みから玲奈先生が産休に入ります。毎日子どもたちと笑顔で関わり、やさしく見守ってきてくれた先生の不在は少し寂しくもありますが、新しい命の誕生をみんなで温かく応援したいと思います。職員が一人減ることにはなりますが、園全体でしっかりと連携をとりながら、子どもたちにも保護者の皆様にも安心して過ごしていただけるよう努めてまいります。今後とも、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
園長 谷藤実和
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